今回は、前回お伝えしたとおり、
僕たちが所属する『アンチ・ヴァルキュリア部隊』、
通称『ヴァナルガンド』についてお話しようと思います。

『アンチ・ヴァルキュリア部隊』は、その名のとおり――

…………？
まずいって、何がだよヘレナ？

アー写って……
それに、これは作為的なものであって……

（ダメだ……後で隊長に相談しよう……）

※結果、がっつり削除されました。

さ、さて、気を取り直して……

『アンチ・ヴァルキュリア部隊』は、その名のとおり
『ヴァルキュリア』に対抗するために組織された部隊です。

ユトランドの国獣が狼であることにも由来しています。
まさに国の期待と希望を一身に受けた部隊、ということですね。

ブリギッタさんが持っている、蒼く光っている武器は、
『咒構』が組み込まれた『咒構武器』です。
これは部隊員全員に支給されています。

現在、ユトランドは経済封鎖を受けていますので、
ラグナイトが枯渇気味です……
そんな中で、国中のラグナイトをかき集めて造られたのが、
僕たちの 『ラグナイト武器』なんです。

ここにも国が部隊にかける期待の大きさが感じられますが、
ここまでしないと“死神”である『ヴァルキュリア』には
対抗できない……そう判断したんだと思います。

（僕はヘレナに無理やり、一緒に受けさせられたんだけどね……）

（『ラグナイト適性』は僕のほうが高かったんだけど……
　これは黙っておこう……）

訓練された精鋭部隊『ヴァナルガンド』を率いるのは皆さんです。
僕たちを見事、勝利に導いてくださいね。

ヘレナ……最後の最後でまた……