陣中日誌（第004回）｜蒼き革命のヴァルキュリア（蒼ヴァル）

記録者

ヘレナ/ブルム

第004回ユトランドのプリンセス

いらっしゃいませ！
陣中日誌へようこそ！！
みなさん、GWはいかがお過ごしでしたか？
開発は、いただいたアンケートに答えを出すべく、
GWも何もなかったようですが……
その甲斐もあって、再来週には集計結果と修正・変更点を
公開できるかと思いますので、もう少々お待ちくださいね。
ワタシもGWなんてなかった！
おかしい……こんなことは許されない……！
そもそもユトランドにＧＷってものがないでしょ……
GWが存在しない悲しいユトランド王国……
だから、街もこんなに閑散としてるんだね……
それは開発画面のスクリーンショットだからだよ、ヘレナ……
ただ、ユトランドは今、列強による経済封鎖を受けているので、
街が閑散としている、というのは、
あながち間違いでもないんですけどね。
そんなユトランドの窮状を打破しようと、
アムレート隊長同様に立ち上がったのがこの方です。
ワタシのライバル、オフィーリア姫ね！
ライバルって……へレナが勝手に言っているだけでしょ？
『ユトランドの歌姫』ってみんなに愛されてて……
ワタシも『エルシノア商店街の看板娘』として
負けてられないぞ～！　って気になるよね！！
規模が違いすぎる……
相手は“気高く”“尊く”“麗しく”の、
唯一無二のプリンセスだよ？
だったらワタシは“強く”“優しく”“美しく”の、
真のプリンセスを目指すよ！！
もう、意味がわかんないよ……
そもそも、王子様とでも結婚しない限り、
プリンセスになんてなれないと思うけど……
そっかぁ……
じゃあワタシ、王子様と結婚しよっかな♪
えっ！？
ど、どうしたの、ブルム？
急に大きな声だして……
お、お、お、王子様と……け、け、け、結婚なんて……
む、む、む、無理なんじゃ……な、な、な、ないかな……？
そんなことわかんないじゃん！
パパも「ヘレナは可愛いから嫁の貰い手に困らないな！」って
いってたし！！
で、で、で、でも、ほら！
「ただし、相手は殴る！　泣くまで殴るのをやめないッ！」とも、
おじさん言っていたじゃない？
そっかぁ……
王子様を殴っちゃうのは、さすがに国際問題だよね……
しょーがない、オフィーリア姫には別のアプローチで
追いつけるようにがんばっていくよ！
ほっ……
……さっきからヘンだよ、ブルム？
おなか痛いの？　体よわいんだから、気をつけなよ？
（まったく、人の気も知らないで……）